聴講しました 磐田市発達支援講演会

昨日、磐田市発達支援講演会に、言語聴覚士をしている知人と行ってきました。

講師の中川信子先生(言語聴覚士)は「ことば(知力)」の発達を促すために

「からだ」と「こころ」の育ちが大切であるということを

脳神経を「電線」に例えてわかりやすくお話されました。

また、この育ちの道筋は定型発達の子でも発達障がいのある子でも同じとのこと。

「育ちの普遍性と個別性を知ろう」との言葉に

改めて育児の基本の大事さを思いました。

発達障がい児の「個別性」は考慮しつつも、

生物(ヒト)としての「普遍」的な成長の段階をふめるよう

働きかけることが大切なのだと考えさせられました。

一番の基礎の部分を育てるため、心がけることは・・・・

まずは「からだ」の発達のために
   ・朝起きは三文の徳
   ・早寝早起き 朝ご飯
   ・寝る子は育つ  など

つぎに「こころ」の育ちのために
   ・好きこそものの上手なれ
   ・ほめて育てよ  など

この二つが積み上げられて、最後に「ことば(知力)」の発達があるとのこと。

また、最も基礎的な部分である「からだ」の育ちを促し、

感覚統合をすすめるためにおススメなのが

下記のようなことだそうです。(いずれも子どもが好む程度で)

  ・揺れ(ブランコ、抱っこしてゆする)
  ・回転(抱っこ回転、芋虫ごろごろ)
  ・加速度(すべり台など)
  ・上下動(トランポリンや高い高い)
  ・触覚(抱きしめる、水遊びや粘土)


中川先生は発達障がいについても大変お詳しい方で、そのうえで、

障がいがあってもなくても、子どもに望ましい育て方には共通する部分があると

おっしゃっていました。

ほぼ満員の会場には、保健師さんや乳幼児保育関係者も

たくさんいらしている印象を受けました。

そのような方々を通じて、これから乳幼児ちゃんを育てる若いママたちが

「ことば(知力)を育てるのに、実はからだや感覚あそびが大切なんだよ」って

知っていってもらえたらいいなぁと感じました。
聴講しました 磐田市発達支援講演会






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