先日、このブログでも開所について掲載した
敷地にある「キッズ☆まんまる」さんにお邪魔しました。
過去記事⇒
(放課後等デイサービス「キッズ☆まんまる」オープン)
自然に囲まれた広い敷地にある建物は、以前は豊岡地域福祉センターとして使われていたものです。
館内ロビーは開放感があり、子供達の七夕の笹が飾られていました。
放課後等デイサービスで、主に利用するお部屋は広々として
窓からは外の新緑も眺められる素敵な作りになっています。

上の部屋の他に、ベッドのある小部屋、静かな学習に使える部屋、
体を動かしたりのアクティビティの部屋など、施設としても大変充実していました。

↓ このアクティビティのための部屋は地域の方がヨガ等にも利用されているそうです。

おもちゃや本なども、地域の方々から提供された品とのことで、
地域に開かれ、密着した事業所であることがうかがえました。

また、職員さん(パート含む)は10名で、
そのうち特別支援学級経験の教員など、豊岡地区の元学校の先生が3名いらっしゃるそうです。
子ども達の放課後学習や読み聞かせなどにも、その経験を活かしている様子でした。
他にも、介護老人福祉施設の運営者の強みを生かし、
福祉や看護、救急にも詳しい方々が職員さんにいらっしゃるとのこと。
2階は高齢者のデイをされているため、
おじいちゃん・おばあちゃんと、子供たちの交流もあるそうです。
オープンして1ヶ月で、既に6名のお子さんが利用されていて、
さらに近々、見学者を予定しているそうです。
管理者の方々のお話を伺うと、
立ち上げ計画から開所までの期間に、入念な準備がなされてきたことに驚きました。
学校休業日の昼食は、隣接の介護老人福祉施設・豊仙苑で調理された給食が
出されるそうです。
前回メニューの写真を拝見すると、十分美味しそうでしたが、管理者の方曰く
「これではまだダメです。
見たときに子どもが『わあ~っ♪♪』と思えるメニューでなくてはいけません。
今度はオムライスにしてみます。
食器も子どもに合ったものに変えようと思います。」とのこと。
開所後もより良いサービス提供のために努められる姿勢には感嘆しました。
高齢者と障がいのある子が同じ施設内で過ごす共生型の多機能事業所として、
また豊岡地区という地域に密着した福祉のキーステーション的な事業所としても、
磐田市に新しいモデルを提供してくれる施設になるのではと感じました。