昨日、iプラザで
「磐田市ボランティア連絡協議会 講演会」を聴いてきました。
第1部の臨床心理士の戸塚先生は、発達支援センターはあとで相談業務を経験された後、
市の発達支援室でお仕事をされているとのこと。
お話は「世の中にはいろいろなタイプの人がいる」ということを、
次のようなユニークな例えを用いながら始まりました。
「下の写真は、青いドレス?金のドレス?」
(会場内では青×黒のドレスに見える人と、金×白に見える人とに分かれました(^^)
見え方ひとつとっても、人それぞれ脳の処理のタイプが異なることに驚きました。)
また、視力が弱い人が眼鏡を使うという工夫で日常を過ごせているように
ちょっとした工夫があることで、障がいを乗り越えられる場合もあること、
そのために「どんな工夫があればよいか?」と考えることが大切と話されました。
苦手なところやできないところも認め合いつつ、
助け合っていくことで、障がいは障がいでなくなる場合もあるとのこと。
得意・不得意の凸凹は誰にでもあるとし、
お互いの凸凹を埋めあうことで、よりよい社会が実現できるのではと語りました。
自閉症スペクトラムの様々な特性に合わせた具体的な工夫もお話しされ
とても勉強になりました。
第2部の「手をつなぐ育成会」の浅岡守さんは、
ダウン症の娘さんを育てられた経験を踏まえて、
ご自分の思いをお話しされ、深い愛情のこもった内容に胸を打たれました。
元々は仕事人間で家庭を顧みなかった浅岡さんが、
お嬢さんを授かったことで、家庭に、さらに地域活動に関わるようになったこと、
「障がいのある子でも社会に何らかの影響を与え、貢献すること」など、
実体験を通してのお話しには強い説得力がありました。
第3部のエンドレスジュニアさんは、ワンピースの曲に合わせて
楽しいダンスを元気に披露してくれました♪
広い会場いっぱいの聴講者の多くは、
ボランティア連絡協議会に加入している団体の方々で
人生の第2ステージを満喫されている年代のようでした。
その世代の方々に、孫世代にあたる発達障がいの子らについて、
知ってもらえる機会を作ってくれて
ボラ連さんありがとう~☆って思いました(^^)