自閉症の男の子「光」の成長とその母親を描いたマンガ「光とともに・・・」の紹介です。
2004年に篠原涼子さんの主演で連続テレビドラマにもなったので
当時ご覧になった方もいるかもしれませんね。
1巻から15巻(完結)では、光くんの誕生から中学生までの姿が描かれています。
元々主婦向けの雑誌に連載されたとあって、母親の葛藤や感動などの心情描写や
周囲(夫、姑、ママ友、園や学校の先生)との関わりの様子に現実味があり、
思わず「あるある!」「わかるわ~」とつい共感してしまいます(^^;
とはいえ決して感傷的な本ではなく、様々な支援法や特性の描写については
専門家の方々に丹念な取材を重ねたとあって、
かなり正確に表現されているのではないかと思います
(もちろん、子どもの特性はそれぞれ違いますが)。
当時のNHK「福祉ネットワーク」では、本作について
「どの専門書よりも分かりやすく、現状をリアルに伝えている」と紹介しています。
さてさて、この「光とともに・・・」は、磐田市立図書館で全巻借りられます☆
普段は竜洋の閉架に入っているので、読んでみたい方は最寄りの図書館で
貸出手続きされてはいかがでしょう。